赤ちゃんの基礎知識

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大泉門、小泉門、蒙古斑

ポイント1

大泉門とは、

おでこの正中線を頭頂部に向かっていくと、髪の生え際より少し上の方に、菱形をした柔らかくぶよぶよした部分があります。ここは頭蓋骨の発達がまだ十分でないためにできている「すき間」で、これが大泉門です。

ペコペコと柔らかく,よく見ていると心臓の拍動に伴って脈打っているのが分かることもあります.生後9〜10ヵ月頃まではよく触れますが、1歳半頃までには自然に閉じていきます。

大泉門のところは骨がないので、脳を保護する構造としては弱いところです。強くぶつければ脳に障害をもたらす可能性もなくはないですが。日常生活の中で実際にトラブルを起こすことはほとんどありません。また、もし大きな力が加わって脳に障害を起こすとしたら、すぐその場で症状が出てくるはずで、後になって問題になることはまずないでしょう。


  ポイント2

小泉門とは

大泉門をとおりすぎて、後頭骨と頭頂点との間に、同じようにやわらかい部分があります。これが小泉門です。生後3〜6ヶ月で自然に閉じていきます。


  ポイント3

蒙古斑とは

蒙古斑はお母さんのおなかの中で色素細胞が表皮に向かって出ていく途中に真皮の中にとどまって残ったため消えずに生まれてきたときに見られる青いあざです。

モンゴル人やアジア人には出生時、90%以上に見られます。一つだけのこともあればたくさんあることもあります。

形は様々で境界もはっきりしていません。

普通のタイプの蒙古斑はおしり、背中にできます。四肢、顔面、腹部にできるものは異所性蒙古斑といわれ、蒙古斑より色が濃くなります。普通の蒙古斑はだんだん色が薄くなり、早くて3才くらい、遅くても7〜8才くらいで消えます。異所性蒙古斑もいずれ消えるので問題ありませんが、消える時期は普通の蒙古斑よりも少し遅く、小学校高学年くらいまで残る可能性があります。

あざが蒙古斑ではなく青色母斑だった場合は自然に消えません。治療としては、切除、あるいはレーザー療法などが行われます。顔に灰色から茶青色のあざが見られる太田母斑の場合も、自然に消えないためレーザー治療などが行われます。


  ポイント4

生理的黄疸について

産まれて間もない殆どの赤ちゃんは、黄疸が現れ体が少し黄色くなります。

これは、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいた時の赤血球が壊れて大人と同じ赤血球に変わっていく過程で起こるもので生理的黄疸といいます。

赤血球が壊れるとビリルビンという物質が多くなって皮膚が黄色くなってくるのです。一般的に生理的黄疸は心配のいらないものですが、時にはこの黄疸が強く起こることがあります。

黄疸がひどくなると核黄疸といって脳の神経細胞が変性し,重篤な機能障害を起こして死亡したり,重症の心身障害を残すことがあるので注意が必要です。


  ポイント5

体毛について

生まれたばかりの赤ちゃんは、背中やお腹などに産毛のような毛が、たくさん生えています。毛深いの?と心配になるママも多いようですが、この毛はすぐに抜けていきます。