ステロイドの塗り方

妊娠、出産から育児まで
子育て、育児を支援する情報サイト

 子育てまっぷ
何らかのアレルギーを持つ子供が3人に1人はいると言われます。
子供のアレルギーに悩むママを子育てまっぷは応援します。
子育てまっぷトップ > アレルギーについて 
アトピー性皮膚炎とは
アレルギーとアトピー
アレルゲンと対策
ステロイド外用薬について
ステロイド外用薬一覧
ステロイドの塗り方
ステロイドの副作用
アトピーの治療法
      

ステロイドの塗り方

ステロイドは、用法用量を間違わなければ非常に効果のある薬ですが、適量を塗らなければなんの役にも立たず、逆に塗りすぎると副作用がでてくることを理解しておく必要があります。

「ステロイド軟膏を塗ると2〜3日で赤みがとれて治るけど、塗るのをやめるとまた痒くなって赤くなる」という話を聞きます。しかし、赤みがなくなったからといって皮膚の炎症が治まったわけではありません。  それを証拠に、患部をつまんでみてください。健康な部位は軟らかいのに、患部の皮膚はつまむとやや硬い感じがするはずです。赤みがとれても、この硬さが残っている間はまだ皮膚炎を引き起こしている細胞が患部にたくさん残っています。この場合はステロイド軟膏をやめるとすぐに炎症がぶり返してしまいます。赤みがとれても、つまんだ皮膚の硬さが健康な部位と同じくらい軟らかくなるまで塗り続けることが大切です。

つまんで軟らかくなったら、ステロイド軟膏を徐々に保湿性塗り薬に変更していきます。まず、ステロイド軟膏を塗る日と保湿性塗り薬を塗る日を1日交代にしてみてください。これを隔日外用療法とよびますが、隔日外用がうまくいけばステロイド軟膏を塗る回数を3日に1回、4日に1回と減らしていきます。ただし、赤みが再発した部位はがまんせずにきちんとステロイド軟膏を塗ってください。こうするうちに、徐々にステロイド軟膏の使用量が少なくてすむようになります。


ステロイドへの慣れ

確かにステロイド外用剤を長期間連用すると「慣れ」が生じて効きが落ちてきます。ミディアムクラスのステロイド外用剤を連用し続けると、ストロングクラスでなければ症状が抑えられなくなります。続いてストロングクラスのステロイド外用剤を連用し続けると、ベリーストロングクラスでなければ症状が抑えられなくなり・・・更に続けてベリーストロングクラスのステロイド外用剤を連用し続けると、 最終的にはストロンゲストのステロイド外用剤でも症状を抑えきれなくなり、内服剤が投与されます。

こうなると副腎は萎縮し機能を停止してしまいますので副腎が分泌していた各種ホルモンが分泌されなくなります。当然、体はアトピー性皮膚炎以外の病症に見舞われ重病人化します。

しかし、麻薬もそうなのですが、ステロイド外用剤は使用を中止すると早々にリセットが掛かって「慣れ」が消えます。初めてステロイド外用剤を使用した様な劇的な効果を期待するのは無理ですが、上のクラスのステロイド外用剤に切替えなくても十分な効きを発揮します。  ステロイド外用剤は対症療法ですが、「慣れ」の生じていない患部には驚く程の消炎効果を発揮します。

ステロイド外用剤で炎症を最低限度まで抑えこんでいれば、3〜4日間はステロイド無しでも症状の悪化は僅かです。 3〜4日間ステロイドが使用されなければ、「慣れ」はかなりリセットされます。 再び3〜4日間ステロイドを連用して悪化した分を抑え込めば、再び3〜4日間ステロイド無しで済ませる事が出来ます。

これを繰り返していれば、少なくとも「慣れ」でより強いステロイド外用剤へ切替えていく必要はなくなります。このサイクルを維持した上で、食生活や生活習慣を見直したり、ストレスの元を遠避けたり出来れば症状は改善されます。 症状が改善されれば、より弱いステロイド外用剤へ切替える事が出来ます。 上手く行けばステロイド離脱もあり得るそうです。