アレルゲンと対策

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アレルゲンと対策

生後2ヵ月から6ヵ月(離乳期)では食物が原因と考えられ、1歳前後(離乳後期) に発症した場合には、さらにダニの影響も考える必要があります。乳幼児期 の未発達な胃腸器官が未分解のたんぱく質に反応している場合も考えられます。
●食物アレルギー
食物アレルギーが原因となる場合は、まずアレルゲンの除去が必須となります。この場合、お母さんの食事にも注意が必要となります。母乳には、お母さんが食 べたものが短時間の内に出てくるからです。アレルゲンとしては、よく知られているように、卵・卵製品、牛乳・乳製品、大豆・大豆製品、肉類(牛・鶏・豚) など、高タンパク・高栄養価の食品に対して、アレルギーが生じやすい傾向があります。もっとも大きな原因となる食品は、鶏卵・卵白、それらを含む加工食品で、 鶏肉および鶏肉を用いた加工食品や牛乳・乳製品、牛肉・牛肉を用いた加工食品も気をつけたいところです。だからといって、自分で勝手に食事を制限してしまう のは危険です。赤ちゃんにとって母乳は栄養源ですし、離乳時期に栄養が偏るのも問題です。専門の医師によく相談し、検査をしてもらったり、食事についての指導 を受けるようにしましょう。   
●ハウスダスト、ダニ、カビ
ハウスダストの代表は、人やペットのからだから出るアカ、フケ、髪の毛で、カビやダニの糞など様々です。特にダニは、住宅の気密化が高まり湿気がこもりや すい環境になっているため、ダニやカビが発生しやすい環境になっています。
 また、冬でも暖房で室温が上がるため、繁殖しやすいといえます。ダニは室温20℃〜30℃、湿度65〜80%で繁殖しますので、赤ちゃんの快適な環境に近いといえます。
@対策〜湿度

夏場は湿度を下げること。エアコンのドライ運転をすると効果的に除湿することができます。この際、エアコンはカビの発生場所となりやすいため、月に1回以上は フィルターの掃除を心がけましょう。
また、年間を通じて室内の室温、湿度を下げるには、換気をすることです。この際、直線的でない2箇所の窓を開けて角度をつけると、風が部屋全体にいきわたるように なります。何箇所も開けたり、すべての窓を開けると、逆にほこりが渦巻き状に舞うだけになることもあるので注意しましょう。

A対策〜部屋の掃除
  1. 床の掃除

    じゅうたんやカーペットには、食べカスや人のアカ・フケ・カビなどダニの好物がいっぱい。ダニの生息場所になりますから定期的に、丁寧に掃除機で吸い取りましょう。 また、家具(ベッド、テレビ台など)の隙間には、ほこりが溜まりやすいので注意しましょう。

  2. 布団の掃除

    ふとんもダニが発生しやすい場所です。夏は晴れた日に干すと60℃以上になるので死滅しやすいですが、冬は布団乾燥機があると便利です。ダニが死んでも、その死骸や糞は残りますので、よく叩いて掃っておきましょう。その際に、アレルゲンを吸い込まないようにマスクなどで対策をしましょう。

  3. 意外なところ

    部屋の中で以外にほこりがたまるのが、照明器具のフード、カーテン、ぬいぐるみ、額縁の裏、網戸、冷蔵庫の蒸発皿などです。定期的に掃除しましょう。

  4. 浴室、押入れ

    浴室や押入れはカビの発生しやすい場所です。入浴後に換気し、水滴を拭き取るようにし、定期的に壁、溝等を洗浄しましょう。押入れもすのこを敷いて空気が循環するようにしましょう。

●乾燥肌(ドライスキン)
健康な肌は、皮膚表面の角質層が水分で潤っている状態で、皮脂、天然保湿因子、角質細胞間脂質(主成分はセラミド)という3つの保湿成分で外からの刺激や細菌を防御 し、体内の水分が失われないようにするバリア機能があります。しかし、乾燥肌(ドライスキン)は皮脂やセラミドの分泌が少なく、角質層に含まれる水分量が減少して皮膚が かさかさになってバリア機能が低下し細菌が通過しやすい状態になり、またちょっとした刺激にも過敏に反応してしまいます。
バリアー機能を阻害する要素 
  • 室内の湿度(乾燥)  
  • 紫外線  
  • 皮膚の過度の摩擦(洗いすぎ)  
  • 石鹸、洗剤等  
  • ストレス など
対策〜スキンケア
  1. 保湿

    室内の湿度をできるだけ適度に保つこと、特に冬場は乾燥しやすいので注意が必要です。また、入浴後は石鹸により皮脂が洗い流されるので、ワセリン、亜鉛化軟膏など油脂 を含んだ外用薬や保湿剤を体の温かいうちに塗ることで、潤いを保ちましょう。すべての外用薬がすべてのお子さんに適しているわけではないので、医師と相談して、 適した外用薬や保湿剤を処方してもらいましょう。

  2. 入浴

    熱いお湯につかると皮脂が抜けてしまいますし、痒みが増すことがあるので入浴は38度程度のぬるめのお湯にします。入浴剤もあまり使わないほうが良いでしょう。 石鹸やシャンプーは低刺激性のものを選び、強くこすらないようにし、十分に洗い流します。汚れやすい皮膚のしわになる部分(手首や肘、首、耳の後ろなど)は特に よく洗ってあげて下さい。

  3. 紫外線

    紫外線の強くなる初夏から秋口にかけての時期は特に紫外線に対する対策が必要です。黒っぽい服装や帽子、長袖などでできるだけ皮膚が直接紫外線に当たらないように 工夫してあげましょう。